草の根レベルの目標:(3)個人の領域でとるべき行動
われわれの私生活のある一面にはすでに公共の務めとなっているものもある。今日において果たすべき責任には以下のようなものが挙げられる。
・他人がその要望を満たすための機会を損なうことなく、自分の要望を満たすような方法で生活すること。
・人々がどこで生活しようと、どのような民族であろうと、どのような性であろうと、どのような市民権を得ていようと、またどのような社会システムを信じていようと、彼らの生活と彼らが発展する権利を尊重しながら生活すること。
・地球に生き、そして成長するすべてのものの一生と健全な環境を守る権利を保護しながら生活すること。
・同じコミュニティ(共同体)、国、そして同じ文化を持つ人々、さらにはあらゆる個人や国、文化からなる世界のコミュニティの人々も同様に幸福、自由、個人の充足感を追求していることを考慮しながら、自身の幸福、自由、個人の充足感を追求すること。
・われわれのコミュニティ(共同体)にとって有用で利益をもたらすとともに、他の人々、他のコミュニティ(共同体)、自然環境を損なわない活動に時間を捧げ、才能を発揮できる仕事や職業を選択すること。
・子供や若者が自身の思考や行動に関して責任ある方法をとるべく、彼らを助けられるよう最善を尽くすこと。
・われわれの生活や幸福に欠かせない資源を生産、再生できるような一体性ある環境を、保護、回復することに賛同する人々やグループと協力すること。